#19-パパとトーマ君 モニュメントバレー~ティーク・ノス・ポス
最高の目覚めも今日で最後。
今日はこのモニュメントバレーと別れなければいけない。
最後の朝日を堪能し、テントを片そうとするがもう一度写真に収めておこうという思いに駆られた。
もう一度ビューポイントに戻ろうとすると、日本人かな?という微妙な感じの親子が写真を撮っていた。
するとそのお父さんが英語で、自転車で来たの?と言ってきた。
僕ははいと言って、日本人じゃないのか・・と思いながらも話していた。
すると、
日本人ですか?と日本語で言ってきた。
はい!
と言い、びっくりしながらもその親子とそのまま一緒に話していた。
何でもそのお父さんは八歳まで広島で暮らし、その後御両親とロサンゼルスに渡り
移り住んだという。
学生時代をずっとアメリカで暮らし、今は家族と東京に住んでいる。
その間に10年ブラジルにも住んでいた。
なんともすごい人生を送ってきたんだなと思った。
そして今回は息子と二人旅。
レンタカーを借りてコアな地域を自由気ままに旅をしている。
こんな親子旅そうそうある事ではない。
息子のトーマ君はこれからの人生において、今の時間がものすごい貴重な物になっていると思う。

更にコーヒーまで頂き、この後何処に向かうの?とか色々話していると、
今週土日はニューメキシコ州のタオスに泊まってるから、もしこれたら来ない?
という事になり、僕自身もこの先のロッキー山脈越えのルートで迷ってる所があったので
これも運命、タオスルートで山脈越えしようじゃありませんか。
次なる目標も決まり、モニュメントバレーをいざ出発。


そして再度、アリゾナ州にイン。
ユタ州サヨウナラ。

そして一度南下しキエンタへ向かう。


すると、途中さっきのパパとトーマ君が車で追いかけてくれ、クラクションを鳴らしてくれた。
そして、少し進むと。。。
なんとパパがカメラを構え、僕の自転車を漕いでる様子を撮ってくれてるでは有りませんか!
良く考えると、自分の走ってる姿撮って見ようとも思わなかった為、かなり貴重でしょう。
写真は後ほど。。。
そしてまだ朝飯もまだだったので、キエンタのバーガーキングで落ち合う事に。
当然、パパとトーマ君は先に着いていて、なんと自分ワッパーセットご馳走になってしまいました。
本当にありがとうございます!
このままずっと話していたいけど、タオスまで自転車で行かなければ行けない。
再会を誓い、バイバイした。

出発したのは良いけれど、このキエンタから次のモーテルがありそうな町まで、
160km。。。
その町に無ければ、200km。。。。。
すでにここまで40km走っている。
もうとにかく行ける所まで行こうと決めた。
風は良い、気温も良い、ドンドン進もう!


逃げない!

砂漠は続きます。
でもこの砂漠地帯もいつかは終わる時が来るのです。


そして久々のガスステーション。
そこで一人のナバホ族のお父さんと色々話した。
いつもの様にどこに行くんだとかどこから来たんだとか
でもこのお父さん、僕のカメラに興味心身だった。
いくらだとか売ってくれないかとか、ガールの写真は無いかとか?
やたら女の子の写真を見せてくれとせがんできた。
そして何で自転車で旅してるのか聞かれた。
・・・わからない、と答えた。


ひたすら黄色い道を東へ。
暑さと登り坂で徐々にモモがきつくなってくる。

結構限界が来てる頃。

夕暮れも近づき、太陽も傾いて来たので帽子とサングラスをはずして走っていた。
すると、
今まではハーレー軍団しか僕にサインを送ってくれなかったのが、
面白い事に仕事帰りのインディアンまでサインを送ってくれるようになった。
クラクションを軽く鳴らしたり、向こう側から手を振ってくれたり。
単なる勘違いかもしれないが、帽子を取ると黒髪、サングラス取るとちょっと黒くてインディアンっぽい
風貌が仲間だと思わせたのかなとか勝手に思ってたけど、
本当に帽子サングラス取った瞬間からだったからびっくりした。
こんな事があるのかと。。。
何も隠さないのが一番良いのかもね。

もう今日はこれ以上走れない。
野宿決定。
目標の町まで残り30km。
明日にしよう。。
そしてガスステーション発見。
店はもう閉まっていたが、店の前で休憩してると主人が登場。
事情を説明すると、店の脇のスペースを使いなとの事。
ありがとうございます!
しかも、閉めた店まで開けてくれた。
ありがとうございます!!

今日はカップやきそば食べて寝ます。
また明日。

走行距離 162km
by squarebowl
| 2011-07-21 10:31
| アリゾナ

