Beautiful World

#58-ペダルピーポー   オールバニ~ノーサンプトン


アイリーンも過ぎ去り、本日快晴。

二日間お世話になったオールバニを後にします!

オールバニって案外都会だったんですね。





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めっちゃ走りづらい橋を横断。

今日は月曜日、みんな働いてますね!


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ここまでは良かったのですが・・・

昨日ルートを決めようと地図を広げると、とにかくチリチリなんです。道が。

今までもこんなチリチリ無かったので、昨夜は不安で不安でしかたありませんでした。。。


そしてまぁ、御察しの通りいざ走ってみるとこんな道になる訳なんです。



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どうやら先日から続く坂道は、あのアパラチア山脈の一角らしいんです。

そりゃきついわけです。



でももうとにかく坂がきついとかも言ってられない!

ボストンに着く為にはひたすらアップダウンを繰り返すしかないんです!




そして走っていると、こんな感じで道路が封鎖されていました。





まさか!!?通れない!?

とは思いましたが、聞いてみるともうちょっとで通れるようになるよとの事。

昨日のアイリーンのせいで、電線が切れてそれの修復をしているだけみたいでした。




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という事で無事東に進めます。

そういえば僕が走っている路肩も、枝やら木やら葉っぱやらが散乱しており非常に走りづらいっす。。



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もう自転車を押して進むのでやっとです。

下を向きながら一歩一歩前進。

チリチリも積もれば山となる。。


山・・・



山という言葉を出すのは止めときましょう。




ふくらはぎが久々にパンパンです。

下ばかり見ないで、上を向いて歩こう!

すると・・・






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どーん!

なんとニューヨーク州からマサチューセッツ州に渡ります!

カリフォルニアからここまで13州目に突入であります!!


おめでとうございます。

ありがとうございます。


マサチューセッツ州は勿論ボストンがある州であります。

マサチューセッツ州、

マサチューセッツ州、

噛まずに言えますか?

僕は毎回噛んでます!!!




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大分登って参りました。

もう僕の目線より上にある山々はありませぬ。


景色と空気は最高なんですがね・・・

ここで終わりにしましょう。


そして、もう下りましょう。



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久々のこの標識!

下りま~ス!!


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途中の水溜り封鎖。


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昼飯は勿論ファーストフード!

体が蝕まれていくのがわかります!



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登りはあんなに長く感じるのに、下りはあっさりしてますね。。。








なんていうんでしょう。

日本でいう軽井沢みたいな所だと思います、この辺りは。

森林の中を走りぬけ、もう紅葉もちらちら見えてきてます。



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そして本日の目的地ノーサンプトンにやっとの事で到着しました。

先日からノーサンプトン近辺でモーテルをネットで探しているのですが、軽井沢なんでどこも高いんです。

100ドルやら120ドルやら、これで普通クラス。




そしてゆっくり街の中を走ってると、向こう側からチャリダーが


「ベストロード!!!!!」


と叫んで僕に向かって腕を上げている。

僕も負けじと腕を上げた。



元気が良い奴だなーと思いながら走っていると、後ろからまた



「ベストロード!!!!!」




と言って僕の横にピタッとついた。


なんだこいつと思ったが、バッグからごそごそ何かを探し僕に差し出した。


食いかけのパン。だった・・・



いらねーよと思ったが、あまりにもの笑顔で差し出してきたので受け取りました。



すると彼は

「何処に行くの?」

「モーテルを探してるんだけど、この辺は高いね」

「OK、一緒にディスカウントしてもらえるように言ってあげるよ、ついてきな」



と、彼についていった。。。




着いた先は明らかに高そうなモーテルというかホテル。

この旅はどういう旅なのか彼はまったくわかってないなー、と思いながらも

彼は必死にフロントの女性に値段交渉をしてくれている。。


結局、89ドルが最低料金。


彼にお礼を言い、自分で探してみると言い別れようとすると、

「これは何だ?」

と僕の荷台に乗せてある荷物を指差し聞いてくる。



「テントとか寝袋とかだよ」


「オーマイガー!!!!」


と彼はまた叫んだ。

彼は英語でペラペラ喋っていたが、よく聞き取れなかったのでゆっくり喋ってもらう。



何がオーマイガー!!!!だったのかと言うと、

彼のベストフレンドの家がすぐ近くにあり、そこの庭だったらテントを張れるしただだよと。。


僕はついていって本当に大丈夫なんだろうかと一瞬迷ったが、

これも運命であり出会い、全て受け入れよう。

彼を信じようと、ついて行く事に決めた。





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ある一軒の家に着いた。

彼はちょっと待っててと言い、家の中に入っていってしまった。



五分後、

その家からスイカとナイフを持った女性?が出てきた。

女性?と思うのには訳があり、良く見ると顔中、毛だらけなのである。


また変わった人が出て来たなーと思ったが、話してみると彼女はとても優しく接してくれた。

庭も広く、一晩だけ使わせてもらう事になった。





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彼女?はテント張ったら家の中に来てという事だったので、お邪魔する事に。



すると家の中には何をしてる人達なんだろう?と思うような男女が6、7人はいるのが見えた。

彼女?はトイレとかシャワーとかの場所を説明して、6時からフレンドとディナー食べるから

一緒に食べない?と誘ってくれた。

そして僕は6時までまだ一時間位あったので、

カメラを肩にぶら下げ家や庭をうろついて時間を潰していました。。。



こんな所です。



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ドライアップルまで作っております。

不思議なお家です。


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そして、倉庫には。




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ペダルピーポー。

彼女に何の事か聞くと、ビジネスだと言う。。。



そしてお家の中にもお邪魔しました。



さっきまでいた人が何故かいなくなっており、台所にはアレックスという男性が料理を作っていた。



アレックス。

27歳。

職業ー不明。

印象ーゆっくり喋ってくれるので良い奴だと、思う。

13歳の時にここに来たという。。。謎が深まるばかり。。




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そしてお気づきかも知れないが子供もいるんです。

二人子供がいるんですが、この子は僕に凄く興味があるみたいでずっと見つめられ続けました。





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そしてディナータイムです。

アレックスが作ったスープにクスクスというパスタを入れて食べる見たい。

多分みんなベジタリアン。

話によると野菜は全部近所の家からもらった物だとの事。




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味は何の味もしません!

よくわかりませんが、これを食べながら何故かハイジの気持ちになりました。


でもアレックスが丹精込めて作ってくれたスープ。

素朴な味で体に良さそうでした。


ご馳走様でした。





ご飯を食べ終わり、暫く皆で会話をしながらリビングにいると、

例の彼女が外に来てと言ってきた。



行ってみると彼女はヘルメットをかぶり、自転車をまたいでいる。

カモーン!と笑顔の彼女。









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人一人追加。





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何かというと僕はこれに乗せられていました。





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彼女は僕を乗せ町を案内して回ってくれた。。。

ここはこういう町で私は誰でと。。。

やっと名前を教えてもらった。


彼女の名前はブルーシィです。

発音がめちゃくちゃむずかしかった。



彼女は身寄りのない若者達を自分の家に住ませ、家の手伝いやビジネスの手伝い

をしてもらう事でその関係を成り立たせている。

彼女は本当にやさしく、ずっと笑顔で僕に話しかけてくれた。。。



こんなどこから来たかもわからない人間を言葉一つで泊めてくれ、

その上ご飯を頂き、さらに観光まで付き合ってくれた。






ブルーシィ、本当に今日はありがとう。

あなたと出会えて本当に良かった。





素晴らしい出会いと素晴らしい景色に今日も感謝です。







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走行距離   144km
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by squarebowl | 2011-08-29 19:47 | マサチューセッツ | Comments(4)
Commented by ya-bi-tu at 2011-09-04 00:09
何かのヒッピーコミューンかと思いましたよ(笑
しかしまな板の写真が良いですね〜!
オーガニックな生活ですね〜
日本も10年もすればこういった人達が増えるんだろうな〜
自転車はそういった生活のシンボルでもあるのでしょうね!
厳しい道の後には良い出逢いが待っていましたね!
Commented by suwa at 2011-09-04 00:43 x
お疲れチャン。
俺も駅伝の練習に付き合って、
ふくらはぎがパンパンだー(^。^;)
今回のブログは、これぞ旅って感じだな!!
おめだば、誰とでも仲良くなるがら、
営業向きだがもの~。
Commented by ココママ(=^・^=) at 2011-09-04 00:44 x
b( ̄ロ ̄)d w( ̄◇ ̄)w オッハーァ
ゆっくり体を休めて144Km頑張りましたね。。。
ふくらはぎ、大丈夫?_?
また素敵な出会いですねっ、しかも自転車繋がり!!
ブルーシィさん優しい方ですねっ。
庭のテントではちゃんと寝れたのかな?_?
いよいよゴールも目の前に迫ってきましたね。
体調気遣いながらガンバってくださいo(^o^)o ワクワク
Commented by win at 2011-09-04 01:28 x
アメリカのいろんな職業の人に会えて良い旅続けていますね。ペダルピーポーよく分からない職業の人達だったようで庭を貸してくれたり、町を案内してくれたり
アメリカという国の良い意味での底辺を覗いて日本という国を冷静に見直せたのかも!
良い旅続けてるね~。明日はボストンか?
いよいよ大西洋を拝むことが出きる!ウワァ オーマイガ、10回くらい言って見たよ(笑