#46-アーミッシュ エルクハート~ホリデーシティ
実は、昨日、無い無い言ってたインディアナ州の看板発見しちゃいました。。。
という事で今日はインディアナ州はエルクハートから出発します。
街の名前がかっこいいですね!
こうやって一人で起きて一人でご飯食べたりすると、旅がまた始まってしまったという感じがする。
今日はとにかく東、目指します。
急で申し訳ないんですが、皆様方、
アーミッシュ、って言葉聞いた事ありますか?
僕もテレビで一度だけ見た事はあるのですが、
アーミッシュとはドイツ系移民の人達で、アメリカに移民した時のまんまの生活を今でもしている
宗教集団なのであります。
牧畜、農耕などで自給自足、また電気も一切使わない。
移動手段は馬車です!
馬車!!
とにかく近代の文明を一切拒否して暮らす人達みたいなのです!
詳しくはウィキペディアで調べてください。
今日はそんなアーミッシュの人たちが暮らす街の近くを偶然にも僕は通るみたいなのです!
ルート20を走ってると、向こうから急にですよ!真っ黒い馬に引かれて走る馬車が向かってくるんです。
その馬車には子供達が乗っていて、なんとお母さんらしき人が手綱を引いている。
僕と馬車が交差するまでの30秒間、アーミッシュの子供達は珍しいのか僕をじーっと見つめていた。
本当に映画の世界です。
全身真っ黒い服に真っ黒い馬車。
僕は何故か怖気づいて、シャッターを押す事が出来なかった。
うまく言葉で説明できないが、とにかくカメラさえ持つ勇気が出なかった。
というのも、先ほども言った様にアーミッシュは近代の文明を嫌う民族。
この今見ている光景を当然写真に収めたいとは思っていた。
でも、僕はあくまでこの街を通らせてもらっているだけの人間に過ぎない。
そんな人間が何百年もこの土地に住んでる人たちの不快に思う事を出来るはずが無い。
ニューメキシコのタオス同様、心に収めときました。
この街シップシューワーナは路肩が道路より広い。
当然馬車の為である。
なので馬糞があちらこちらに、相当踏んじゃいましたね。
そうして街の中を暫く走ってると、一人の男性が僕に話しかけてきた。
いつものように、「何処から来たんだ」「カリフォルニアのサンタモニカです」
「国はどこだ」「日本です」
「日本?日本なのか?本当か?」
とその男性は言い、急にサングラスを取って僕に握手をせがんできた。
「1982年に俺はヨコハマに行ったよ、最高だなヨコハマは!」
「それと日本のガーデンは美しい!」
「お前と会えて良かったよ」
「いい旅を」
「すいません、ここはアーミッシュの街ですよね?」
彼に質問すると彼は小さな声で「そうだよ」と。
「アーミッシュの写真はやっぱり撮っては駄目?」
「昔は絶対駄目だった、が今はOKだよ」
とまたちっちゃい声で話した。
彼は農耕機に乗っていたので、地元の人だろうと判断しその言葉を信じた。
そんな優しいおっさんでした。
これでやっと写真が撮れる。。。
そしてこの街を走ってると、何やら人がやたらに集まっている場所に到着した。
中に入ってみた。
なんか築地っぽい感じでアンティーク家具のせりが行われている。
そのほかにも色んな店がありました。
アーミッシュ。
そして彼らの車もこのように横断します。
動画も撮ってみました。久々です。
長いですが、アーミッシュ一杯います。
そしてなんと今日はオハイオ州に突入しました!!!
11州目です!
増えれば増えるほど、残り通過する州が無くなって来る。。。
微妙ですね!!
そしてホリデーシティというめっちゃちっちゃい町に到着。
今日は良い経験出来ました。
おやすみなさいませ。
走行距離 142km
by squarebowl
| 2011-08-17 08:47
| インディアナ